オーストラリアのNericon, New South Walesの農場から2018年2月に出荷されたメロンにより15名がリステリアに罹患している。全員が高齢者で基礎疾患を持っており、3名が死亡している。オーストラリアの保健当局は感染リスクの高い人に対して3月1日以前に購入したメロンを破棄するよう声明を出した。
カットメロンが原因のリステリアのアウトブレイクは他にも米国で2011年に報告されている。その際も高齢者が多く感染し、罹患患者147人中33人が死亡している。リステリアの汚染はメロンの発育過程ではなく、食品の処理の過程で混入すると考えられている。